朝起きたら大雪でした

2021年の年末から始まった降雪により、2022年の奥出雲の正月は50cm程度の積雪となりました。雪は夜中の寒いうちに降り積もることも多く、この場合、前日は全く積もっていなかったのに朝起きて玄関の扉を開けてみると雪が積もっている。という状況になります。今回もこのパターンで、朝起きてみると50cm積もっているという状況でした。

家から出るための雪かき

こうなると、色々と忙しくなります。まず何より家から出るための雪かきです。50cmの積雪となると、長靴の丈より上まで雪が積もっているため、長靴で雪を踏み潰しながら歩くという対処は取れません。スコップなどを使って雪を掻き、歩いて家から出られる状態にする必要があります。家の前の主要道路までは自治体の除雪車が除雪してくれているので、ひとまずそこまでの歩道のような通路を作ります。

家の前の雪かき

車に乗るための雪かき

次に車回りです。車庫がある家庭はいいのですが、露天に車を止めている家庭の場合、車で出かける前に車周辺の雪かきをする必要があります。まずは足元の雪を掻いて車周辺を歩ける状態にし、次に車の上に積もった雪を落とします。雪がフロントガラスに凍り付いているケースが多いので、車のエンジンをかけて暖房を付け、内部から車周辺の雪を溶かしながら雪を落としていきます。この時に忘れてはいけないのは、サイドミラーに積もっている雪を落としておくこと。ここの雪が残ったままだとサイドミラーで後ろを確認できません。ここまでして、ようやく車を出せるようになるのですが、家から出て車を出せるようになるまで1時間程度はかかったりします。

危険を取り除くための雪かき

そして雪が積もってから次に考えなければならないのが屋根の雪下ろしです。屋根に積もった雪は、いずれ屋根からずって落ちてきます。それを待つのも一つの選択肢なのですが、たまたま人が通った上に突然雪が落ちてくると人命に関わること、また雪の重みで家が傾く可能性があるため、積もり過ぎた屋根の雪を人の手で落としてコントロールします。雪が少ないうちは地面からスコップ等でおろすのですが、積もり方が激しい時は屋根に登って降ろすこともあります。屋根の雪下ろしは転落事故にもつながる危険な作業です。

運動不足解消のための雪かき

寒い中、外に出てこれらの作業をすることは億劫なのですが、私たちにとっては生活のためにしなければならない作業です。最近は除雪機を購入されるご家庭も増えてきましたが、我が家は除雪機を持っていないため人の手で雪掻きをする必要があります。それでも、これら一連の作業を終える頃には体はポカポカと温まっています。雪掻き作業はよい運動になっている部分もあり、私たちの運動不足解消に貢献していると前向きにとらえています。

ツララと防犯

ちなみに、雪の積もった家の屋根にはツララができます。このツララ、屋内の温度によって暖められた屋根の表面の雪が解けて流れ出すことでできます。つまり、おおきなツララのできている家の中では長時間暖房が動いている=人がいる、ということになり、逆にほとんどツララができていない家は長時間暖房が動いていない=人がいない、という傾向があるようで、空き巣に入るときの目安とされることがあるため注意が必要なようです。

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