在庫管理の難しさ

メルカリで仁多米販売を開始してからもうすぐ1年が経とうとしています。

購入いただいた方々に納得と満足をしていただけるためにはどうしたらよいか。時には自分なりに考え、時にはお客様からいただいたご意見を参考に改善を図ってきました。しかし販売開始から今なお、ずっと悩み続けている問題があります。

それは在庫管理です。

今回は私が悩んでいる在庫管理についてまとめておこうと思います。

問題に気付いたのはリピーターが現れたとき

メルカリで仁多米販売を開始して1、2ヵ月くらいは、何もしなければさっぱり売れない状況でした。ですので2週間に1度くらいのペースでセール価格での販売を開催していて、それに気づいた方々が購入してくださるといった状況でした。

3ヵ月目に入ったころからは、セール価格ではない時にも購入して頂けることが増えてきました。そして、リピート購入してくださる方が現れたのもこの頃でした。中には「今後定期的に購入していきます。」と言ってくださる方がいました。

とても嬉しかったのを覚えています。と同時に、あることに気づきます。

「定期的に購入してくださる人がいる以上、在庫を切らすことはできない」

売りたいけど売れすぎたら困るというジレンマ

仁多米の販売を開始する際、販売用にどのくらい在庫を確保するのかの計画を立てます。2020年1月にメルカリでの仁多米販売を開始したきっかけはコメが余ったからでした。当然、当時確保した在庫は余った分の米ということになります。

販売開始した当初、「在庫のある限り、とにかくたくさんの人に仁多米を知っていただこう」とだけ考えていました。しかし、リピーターの方から「定期的に購入します」という言葉をいただいたとき、この考えが販売者の独りよがりなのかもしれないと考えるようになりました。

仁多米を食べてくださったうえでリピート購入してくださる方々は、少なからず仁多米や奥出雲のファンになってくださった方々です。この方々が定期的に購入したいといってくださっているのに、「在庫がなくなったので提供できません」となっていいのか。

しかし一方で、次の収穫期までに在庫を販売しきってしまわなければ、どうにもできない米が残ってしまうことになります。

ここに、販売開始から今も悩み続けているジレンマが生まれます。

ファンになってくださった方々は大切にしたい

それでもやはり、ファンになってくださった方を大切にしたいと考えています。

  • バランスよく在庫を減らすためにはどうしたらよいか。
  • リピート購入してくださる人の在庫確保をする仕組みを構築できないか
  • 在庫が余ってしまった場合にどうするか

今はこれらの点を中心に、いまだ見つかっていない解決策を探しています。

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